設計

設計から施工までの流れ

設計から施工までの流れ

鉄道/軌道では安全性の向上、輸送力の増強や利便性の向上を図るために、施設の新設、改良及び増設の工事が日々行われています。

そうした工事を行うには、将来構想の整理、現状設備の把握、完成設備への移行手順・段取りを検討し、図面として現状及び完成設備の様態を記載する作業が必要となります。

これらの図面などを作図する作業を「設計」といいます。

その電気設備の設計に基づいて、施工が行われます。

01.お客様の仕様書の確認、設計計画書作成、お客様との設計仕様確認。

02.現状設備の把握、お客様の仕様書に示された設備への移行手順・ 段取り、工程等を検討。

03.設備設置場所の調査、現地測量、測量メモの作成、データの収集・整理。

04.現地測量・測量メモに基づいてCADにより詳細図面を作成。

 

事業分野

電車線

電車線工事

電車のパンタグラフに直接電気を供給するトロリ線をはじめ、電車線の設備全体に対して、軌陸車を使用し、至近距離から目視や測定器で細密な検査を行っています。
地上からの目視検査では見つけられない、電車線設備の詳細な変化も確認しています。

電力

電力工事


変電所から届いた高圧の電気を、駅の電気設備や線路沿線の信号機・踏切に供給できるよう、低圧の電気に変換するのが高圧変圧器です。


この設備が正常に機能し続けるよう、検査を行っています。

発変電

発変電工事

鉄道会社の電力ネットワークの基幹設備となる発電所と変電所。


当社では、顧客ニーズに応える最新鋭の変電設備の新設・更新工事の施工計画の提案をはじめ、安全で良質な施工を行っています。

 

送電線

送電線

点検作業は、点検技術・知識の教育を受講し「点検技術者」として認定を受けた者が実施しています。

信号

信号工事

青や赤の現示で乗務員に進行、停止を指示する列車用の信号です。


正確な現示を維持するためのメンテナンスを行い、安全・安定輸送を支えています。

通信

通信


鉄道/軌道通信設備とは、主に音声・映像・データの伝送、交換、制御からなり、指令電話設備、映像表示、デジタル列車無線装置、監視・制御装置およびデータ伝送・交換装置を光ケーブルで接続し、様々なネットワークを構成するシステムです。特に都市部では無線の利用が多く、利用者に割り付けることのできる電波の幅(周波数帯域)が不足してきていることから、同じ情報をより狭い周波数帯域で伝送可能なデジタル方式への移行が国の指導のもとに行われております。